高校生中心の日本代表がグループ首位
マレーシア・セレンバンで10月4日に始まった「FIBA U18女子アジアカップ2026 ディビジョンA」で、U18女子日本代表がグループフェーズを3戦全勝で終えました。最終戦では中国に73-68で競り勝ち、グループBの1位で準決勝へ。FIBAの記事によると、この首位通過で「FIBA U19女子ワールドカップ2027」の出場権も手にしています。
大会には8チームが出場し、グループAにオーストラリア・韓国・ニュージーランド・フィリピン、グループBに中国・日本・チャイニーズ・タイペイ・マレーシアが入りました。各グループの1位は9日の準決勝へ直接進み、2位と3位は8日の準決勝進出決定戦に回ります。決勝と3位決定戦は10日です。
3試合の結果
| 日付 | 相手 | スコア |
|---|---|---|
| 10月4日 | チャイニーズ・タイペイ | 83-55 |
| 10月5日 | マレーシア | 136-29 |
| 10月6日 | 中国 | 73-68 |
初戦のチャイニーズ・タイペイ戦は、前半にシュートが決まらず32-34とリードされて折り返しました。後半に守備の強度を上げてターンオーバーを続けて奪い、第3クォーターを25-10、第4クォーターを26-11として28点差で勝ちました。竹内みや(桜花学園高校3年)が18分の出場でチーム最多の14得点3アシスト。小池昌鈴(福井工業大学附属福井高校3年)が11得点、勝部璃子(桜花学園高校3年)が10得点を挙げ、ベンチから出た坂田萌・松本璃音・大槻佳子も2ケタ得点でした。
2戦目の開催国マレーシア戦は、立ち上がりのフルコートプレスで32-0のランを作り、前半を73-11で折り返しました。第3クォーター残り17秒で100点に届き、第4クォーターは3失点。相手のターンオーバーから81得点、セカンドチャンスポイントは43-8と大きく上回り、107点差で勝っています。小池がチーム最多の25得点。出場した11人全員が得点しました。
中国との首位決戦
2連勝同士で迎えた6日の中国戦は、第1クォーターを24-20とリードしたあと、第2クォーターは相手の高さに苦しんで8得点にとどまり、32-32で前半を終えました。第3クォーターは小池の3ポイントや竹内のドライブで55-53と前に出て最終クォーターへ。
第4クォーターは勝部と坂田が3ポイントを決め、竹内が続けて5点を取る11-0のランで、残り5分11秒に68-57としました。残り42.3秒には竹内がバスケットカウントを決めて73-66。中国の追い上げをかわして73-68で試合を終えました。
竹内はチーム最多の16得点に5リバウンド・5アシスト・5スティール。16得点のうち10得点を第4クォーターで挙げています。FIBAの記事は、竹内が同じセレンバンで開かれた2025年のU16女子アジアカップでMVPだったことにも触れています。ほかに勝部が3ポイント2本を含む14得点、坂田が3ポイント2本を含む11得点、大槻が10得点でした。
FIBAによると、中国はこの大会で16回優勝しているチームで、日本が中国に勝ったのは2022年のグループフェーズ(76-59)以来です。
顔ぶれ
指揮を執るのは鈴木良和ヘッドコーチ。12人のうち10人が高校生で、所属は次のとおりです(所属・学年は2026年9月17日現在)。
- 桜花学園高校: 竹内みや(PG)・水林夢翔(C)・勝部璃子(C)
- 大阪薫英女学院高校: 松本璃音(PG)・細澤幸生(PF)・大槻佳子(PG・SG/2年)
- 京都精華学園高校: 石綿文(PF・C/187センチ/2年)
- 千葉経済大学附属高校: 坂田萌(SF)
- 福井工業大学附属福井高校: 小池昌鈴(SF)
- 聖和学園高校: 嶋森羽奏(PF)
- 大学1年: 山本弥音(山梨学院大学)・浜口ゆず(東京医療保健大学)
学年の記載が無い高校生は3年生です。3試合とも先発は竹内・山本・小池・細澤・勝部の5人でした。
この先の日程
8日の準決勝進出決定戦は、韓国対チャイニーズ・タイペイ、中国対フィリピンの2試合。グループAはオーストラリアが3連勝で首位通過しています。日本は9日の準決勝に臨み、10日に決勝と3位決定戦が行われます。
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