先発5人が40分ずつ戦い、優勝校に勝つ
第102回関東大学バスケットボールリーグ戦(1部)は10月25日、白鷗大学の2会場で最終日の6試合を行い、全22試合の日程を終えました。この日の最後の試合で、早稲田大が優勝を決めていた東海大を99-85で破りました。
早稲田大は前年のリーグ戦の1位です。今季は終盤に5連敗し、前日の白鷗大戦(91-103)で8位が決まっていました。最終戦にかかっていたのは、負け越すかどうかでした。早稲田スポーツ新聞会の前日の記事では、選手が、優勝した東海大のような大学トップレベルのチームに勝つことが自信を取り戻すことにつながる、と話していました。
関東大学バスケットボール連盟の記録によると、早稲田大は先発の5人が全員40分出て、ベンチの選手は1人も出ませんでした。東海大は15人を使い、最も長く出た山岸竜輔でも26分24秒です。8月30日の1巡目では東海大が104-92で勝っていて、この日は早稲田大がやり返した形になりました。
先発を代えずに戦うのは、今季の早稲田大のやり方そのものです。早稲田スポーツ新聞会は、先発5人の平均出場時間がいずれも30分を超えていて、第4クォーターを5点差以内で迎えた試合は3勝6敗だったと書いています。終盤の失速が課題とされる中、松本は「40分出ることが求められているのなら、それができる体力と体をつくらないといけない」と話していました。その40分を、この日は最後まで走り切りました。
クォーターごとの点
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大 | 24 | 34 | 22 | 19 | 99 |
| 東海大 | 23 | 22 | 21 | 19 | 85 |
差がついたのは第2クォーターです。34-22で12点を離し、後半はほぼ同じ点の取り合いで逃げ切りました。
松本秦は3P16本中11本
早稲田大の松本秦は、3Pを16本中11本決めて44点を挙げました。2Pは11本中5本、フリースローが2本中1本で、8リバウンドも記録しています。松本は前日の白鷗大戦でも3P8本を含む36点を取っていて、2日で80点になりました。
ほかの4人も数字を残しています。
- 三浦健一: 29点(2Pは16本中10本)、6リバウンド
- 城戸賢心: 12点
- 嘉手川太智: 8点、8リバウンド、7アシスト、10スティール
- 下山瑛司: 6点、6リバウンド、10アシスト
チームのスティールは21本で、東海大のターンオーバーは28本でした。リバウンドは東海大が54本、早稲田大が37本と東海大が上回りましたが、早稲田大はスティールでそれ以上に攻める回数を取り返しました。東海大は渡邊大翔の16点(3Pは5本中3本)が最多で、山岸が12点11リバウンド、轟琉維が10点でした。
最終日のほかの試合
- 白鷗大 90-71 国士舘大
- 大東文化大 62-61 中央大
- 明治大 77-69 青山学院大
- 日本大 84-69 神奈川大
- 山梨学院大 81-74 日本体育大
大東文化大は中央大に1点差で競り勝ちました。2位の日本体育大は、山梨学院大に第1クォーターを13-26とされ、最後まで追いつけませんでした。
最終順位
| 順位 | 大学 | 勝敗 |
|---|---|---|
| 1 | 東海大 | 17勝5敗 |
| 2 | 日本体育大 | 15勝7敗 |
| 3 | 明治大 | 14勝8敗 |
| 4 | 白鷗大 | 14勝8敗 |
| 5 | 大東文化大 | 14勝8敗 |
| 6 | 中央大 | 13勝9敗 |
| 7 | 山梨学院大 | 13勝9敗 |
| 8 | 早稲田大 | 11勝11敗 |
| 9 | 日本大 | 8勝14敗 |
| 10 | 神奈川大 | 6勝16敗 |
| 11 | 国士舘大 | 5勝17敗 |
| 12 | 青山学院大 | 2勝20敗 |
3〜5位は3校が14勝8敗で並びました。順位は連盟の順位表のとおりです。
インカレへ
全日本大学選手権(インカレ)に関東から推薦されるのは13校です。連盟が出している資料では、1部の1〜9位はそのまま推薦が決まり、10〜12位の扱いは2部との入替戦の結果で変わります。早稲田スポーツ新聞会は、今年のインカレは大会期間が短くなり、例年より日程が詰まる可能性があると書いています。先発5人で40分を戦う早稲田大にとっては、6人目・7人目の出番も含めて、残りの時間の使い方が問われそうです。
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