会長「ベオグラードの2クラブは長く続くパートナー」
ユーロリーグのデヤン・ボディロガ会長が、セルビアの「Radar Forum」で、リーグの広がり方について話しました。eurohoops が10月18日に伝えています。
いちばん大きいのは、来季の形です。会長は、いまの20チームを24チームに増やし、全チームが総当たりで戦う今の方式をやめて、2つのカンファレンスに分ける考えを示しました。ただし、どう分けるかはまだ決まっていません。会長は「カンファレンスをどう組むかの基準は、まだ決めていない」と話しています。
あわせて触れたのが、ベオグラードのパルチザンとツルベナ・ズベズダです。2クラブとも、フランチャイズ(長く参加できる権利)を求めて、拘束力のある申し込みを出したと会長は認めました。そのうえで「どちらも理事会の評価はとても高い。手続きを進め、条件を満たしていけば、ユーロリーグに残れる見込みは十分ある。2クラブは長く続くパートナーだと考えている」と話しています。
申し込みは15件、ユーロカップの外からも
会長は「フランチャイズの話も進んでいる。関心は高く、ユーロカップのクラブからも、その外からも多くの申し込みが来ている」とも話しました。最後は「ユーロリーグは今がいちばん強い。計画どおりに伸びている」と締めています。
この話の土台になっているのが、10月16日に eurohoops が伝えた10年計画です。10月6日にイタリアのコモ湖で開かれた株主クラブの会合で、13の株主クラブすべてが賛成しました。おもな数字は次のとおりです。
| 項目 | 計画の数字 |
|---|---|
| 10年でクラブへ配るお金 | 34億ユーロ(収入から22億・参加料から12億) |
| 10年目の年間の商業収入 | 6億4,800万ユーロ |
| 今クラブへ配っている額 | 7,000万ユーロ |
| 出ている拘束力のある申し込み | 15件・合わせて12億ユーロ |
| 新しく加わる時期の候補 | 2027年と2031年 |
記事によると、いま財政的に安定しているとみられるクラブはおよそ40%です。計画は、すべてのクラブが自分の力で回せるようにすることを大きな目標にしています。
ズベズダはセンターにココロを獲得
そのズベズダは、コートの上でも動きました。10月18日、カメルーン出身で211cmのセンター、クリスチャン・ココロとの契約をクラブがSNSで発表しています。
ココロは2022年のNBAドラフトでトロント・ラプターズに指名され、ラプターズで2年、レイカーズで1年プレーしました。メンフィス・グリズリーズとアトランタ・ホークスにもいた選手です。いくつかのクラブが声をかけたなかで、いちばん熱心だったのがズベズダだったと eurohoops は書いています。
ズベズダは今季、センターに悩んできました。ジョナサン・モトリーがけがでしばらく出られず、エブカ・イズンドゥも同じようにけがで離れています。それでも6節を終えて4勝2敗。ゴール下の守りと高さを、ココロで取り戻せるかが見どころです。
エフェスはドジャーが2〜3週間の離脱
アナドル・エフェスは、P.J.ドジャーが背中のけがで2〜3週間離れると発表しました。第6節、カウナスでジャルギリスに勝った試合で痛めたものです。29歳のガードは今季6試合すべてに出て、平均6.8点・1.8リバウンド・1.5アシストを残していました。
リーグの形が変わる話と、各クラブの目の前の補強やけが。ユーロリーグは、来季に向けた大きな話と今季の争いが同時に進んでいます。
近くのコートでボールをつきたくなったら、Rokyu+ で探せます。