第10節のMVPはナディール・イフィ
ユーロリーグ2026-27シーズン第10節のMVPに、パリ・バスケットボールのナディール・イフィが選ばれました。リーグの発表を伝えた Eurohoops によると、イフィがこの賞を受けるのは自身初めてです。
対象になったのは、現地11月5日に敵地イスタンブールで行われたアナドル・エフェス戦。パリは第3Qを終えて66-70と追う展開でしたが、第4Qを29-20と取り返して95-90で勝ちました。イフィの数字は次のとおりです(ボックススコアで確認)。
- 出場24分43秒で 28点・9アシスト・6リバウンド
- 2ポイント9本中6本、3ポイント5本中3本、フリースロー7本中7本
- 受けたファウル7、評価値(PIR)39 は第10節の全選手で最も高い数字
25分足らずの出場で、点もアシストもチームの中心でした。パリでこの賞を受けたのは、TJ・ショーツ(4回)、ジャスティン・ロビンソンに続いて3人目です。
次点はブライアントとワイリー
MVPの発表では、イフィに次ぐ2人の名前も挙がっています。
| 選手 | チーム | 試合 | 得点 | PIR |
|---|---|---|---|---|
| ナディール・イフィ | パリ | ○95-90 エフェス(敵地) | 28 | 39 |
| エライジャ・ブライアント | ハポエル・テルアビブ | ●90-93 バルセロナ(ホーム) | 25 | 35 |
| オースティン・ワイリー | バイエルン | ○99-95 ASVEL(敵地) | 22 | 32 |
ブライアントはフリースローを12本すべて決め、受けたファウル12は今季のユーロリーグで最も多い数字です。チームは3点差で敗れました。ワイリーは2ポイント9本中8本を決め、9リバウンド・3ブロック。バイエルンは敵地で競り勝っています(第93試合・第94試合のボックススコアで確認)。
マッカビ、資格停止明け前のヘンリーを試しに迎える
第10節を2勝8敗の18位で終えたマッカビ・テルアビブは、ポイントガードのピエリア・ヘンリー(33歳・193cm)を、試しに練習へ加えるとクラブのSNSで発表しました。Eurohoops が伝えたクラブの声明では、正式に加えるかどうかはこの練習の期間に決めるとしています。
ヘンリーは米国出身でセネガル国籍も持ち、フェネルバフチェやバスコニアでユーロリーグを戦ってきた選手です。最後の試合は2023年1月のバスコニア。2022年11月3日のバスコニア対マッカビの後に行われたドーピング検査で、禁止された方法を使った、または使おうとした(尿の検体の改ざん)として処分を受けました。FIBAが2024年2月に科した資格停止は4年(48か月)で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)も2025年に訴えを退けています。この停止が明けるのが2027年1月で、試合に出られるのはそれ以降です。
クラブの声明は、イフェ・ルンドバーグのけがより前にこの話はまとまっていたこと、ヘンリーとは別にもう1人の補強を近く決めることにも触れています。
ナンはカタールの国籍手続きへ
パナシナイコスのケンドリック・ナンは、11月8日のギリシャリーグ・AEK戦を外れました。Eurohoops によると、起用の計画と体の負担を考えての判断で、その間にカタールへ渡り、パスポートの手続きとメディカルチェックを済ませます。2027年ワールドカップの開催国カタールの代表としてプレーするためです。アテネには11月10日に戻る予定で、第11節のバルセロナ戦には出られる見込みです。
第11節の注目カード
第11節は現地11月11日から13日まで(日程)。今回の話に関わるカードを挙げます。
- 11月11日 パリ(4勝6敗)対 フェネルバフチェ(7勝3敗):イフィはホームで上位チームを迎えます
- 11月12日 マッカビ(2勝8敗)対 ハポエル・テルアビブ(6勝4敗):テルアビブの2チームがユーロリーグでぶつかる一戦
- 11月13日 パナシナイコス(8勝2敗)対 バルセロナ(7勝3敗):首位のパナシナイコスに、カタールから戻るナンが加わる予定です
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