10月13日、第5節の7試合
ユーロリーグ(ヨーロッパのクラブの最上位リーグ)の第5節が10月13日に始まり、この日だけで7試合が行われました。1試合で28点差がひっくり返り、2試合がブザーと同時に決まった夜です。残りの3試合(ハポエル・テルアビブ対ベシクタシュ、アナドル・エフェス対バイエルン、パリ対ヴィルトゥス・ボローニャ)は14日に行われます。
| 試合(左がホーム) | 結果 |
|---|---|
| フェネルバフチェ − ジャルギリス | 99-80 |
| ASVEL − ツルベナ・ズベズダ | 82-84 |
| バルセロナ − マッカビ・テルアビブ | 90-87 |
| バスコニア − ドバイ | 79-93 |
| オリンピア・ミラノ − レアル・マドリード | 89-98 |
| パルチザン − パナシナイコス | 55-72 |
| バレンシア − オリンピアコス | 97-102(延長) |
オリンピアコス、62-34からの逆転
この夜いちばんの試合は、スペインのバレンシアの本拠ロイグ・アレーナでの一戦でした。ここまで4戦全勝のバレンシアは前半を59-34で終え、第3クォーターの頭に3ポイントを決めて62-34。28点差です。
オリンピアコスは、バルツォカス監督が退場になった中で、少しずつ差を詰めていきます。Eurohoops によると、62-34の表示から17分ほどあとに、ムバイエ・ヌディアイエの得点で88-86と前に出ました。そのあと90-88から、バレンシアのTJ・ショーツが残り6秒で追いつき、90-90で延長へ。延長ではオリンピアコスが100-95とリードし、102-97で逃げ切りました。
クォーターごとの点は次のとおりです(地元バレンシアの媒体 Nostresport の試合経過から、各クォーター終了時の点を差し引いて出しました)。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 延長 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| バレンシア | 31 | 28 | 12 | 19 | 7 | 97 |
| オリンピアコス | 17 | 17 | 25 | 31 | 12 | 102 |
後半だけを見ると、オリンピアコスが56点、バレンシアが31点。第4クォーターは31-19でした。
オリンピアコスは、かつてバレンシアでプレーしたジャン・モンテロが26点。延長でも大事な得点を決めました。Eurohoops が逆転の立役者に挙げたエバン・フルニエは、Nostresport の記録で23点(Eurohoops は21点と伝えています)。サーシャ・ベゼンコフが14点・7リバウンド、ヌディアイエが11点。バレンシアはニコラ・ミロティッチが19点、ショーツが16点・5アシストでした。Nostresport は「モンテロのロイグ・アレーナへの帰還」を見出しに入れて伝えています。
Eurohoops によると、28点差からの逆転勝ちはユーロリーグで最多タイの記録です。これまでは2012-13シーズンにポーランドのプロコムが、ホームでモンテパスキ・シエナに28点差をつけられてから勝ったのが唯一の例でした。オリンピアコスは4勝1敗、初めて負けたバレンシアも4勝1敗です。
ズベズダとバルセロナはブザーで勝つ
フランスのビルールバンヌでは、ツルベナ・ズベズダがASVELに84-82で勝ちました。終盤にASVELのトレモント・ウォーターズのシュートが外れ、ズベズダは残り9秒の攻め。クリス・ジョーンズがブザーと同時に決めて、ホームのASVELを黙らせました。ジョーンズは8点・9アシスト。チマ・モネケが18点、ジョーダン・ヌウォラが17点、セミ・オジェレイが15点です。
バルセロナはマッカビ・テルアビブに90-87。ジャスティン・ロビンソンが残り1秒で3ポイントを決め、マッカビのボンジー・コルソンが最後の1秒で放った同点の3ポイントは外れました。バルセロナはケビン・パンターが19点。マッカビはヤム・マダルの22点が最多でした。
パナシナイコスは5戦全勝
パナシナイコスはベオグラードでパルチザンに72-55。オブラドビッチ監督にとっては、かつて率いたパルチザンの本拠への帰還でした。ナイジェル・ヘイズ・デイビスが14点、フアンチョ・エルナンゴメスが10点。この日勝ったことで、5戦全勝はパナシナイコスだけになりました。
ほかの3試合も見ておきます。
- フェネルバフチェ 99-80 ジャルギリス: 第1クォーターを27-14、第3クォーターを28-13。シャボン・シールズが17点
- オリンピア・ミラノ 89-98 レアル・マドリード: レアルは一時20点以上リード。テオ・マレドン16点、ファクンド・カンパッソ13点・6アシスト。開幕3連敗のあと2連勝
- バスコニア 79-93 ドバイ: フィリップ・ペトルシェフ17点、ムフィオンドゥ・カベンゲレ16点・10リバウンド
13日を終えての順位(上位)
| 順位 | チーム | 勝敗 |
|---|---|---|
| 1 | パナシナイコス | 5勝0敗 |
| 2 | バレンシア | 4勝1敗 |
| 3 | フェネルバフチェ | 4勝1敗 |
| 4 | オリンピアコス | 4勝1敗 |
| 5 | ツルベナ・ズベズダ | 3勝2敗 |
| 6 | バルセロナ | 3勝2敗 |
下のほうでは、マッカビ・テルアビブ、オリンピア・ミラノ、バスコニアが1勝4敗。14日の3試合が終わると、第5節がそろいます。
28点差は、試合の半分を残していればまだ届く。そんな夜でした。近くのコートでボールをつきたくなったら、Rokyu+ で探せます。