本戦のプールを全勝で抜けた4チーム
エルサルバドルの首都サンサルバドルで開かれている「FIBA 3x3 アメリカップ 2026」は大会3日目を終えた。本戦(メインドロー)のプール戦で、カナダ女子、プエルトリコ男子、キューバ女子、アルゼンチン男子の4チームが全勝で準々決勝進出を決めた。FIBA が10月31日に出した3日目のまとめをもとに、各プールの流れを追う。
3日目の主な結果
| 区分 | 試合 | スコア |
|---|---|---|
| 女子プールA | カナダ − エルサルバドル | 21-6 |
| 女子プールA | カナダ − ベネズエラ | 21-7 |
| 女子 | エルサルバドル − ベネズエラ | 21-14 |
| 男子プールB | プエルトリコ − ベネズエラ | 21-17 |
| 男子プールB | プエルトリコ − ブラジル | 21-13 |
| 男子プールB | ブラジル − ベネズエラ | 17-16 |
| 女子プールC | キューバ − チリ | 14-13 |
| 女子プールC | キューバ − メキシコ | 18-17 |
| 男子プールD | アルゼンチン − スリナム | 20-10 |
| 男子プールD | アルゼンチン − チリ | 20-19(延長) |
カナダ女子は2試合とも大差
女子プールAのカナダは、地元エルサルバドルを21-6、ベネズエラを21-7で下し、プール全勝で準々決勝へ進んだ。初戦ではカサンドラ・ブラウンが9得点・6リバウンド。続くベネズエラ戦では、ベテランのペイジ・クロゾンが7得点でチームを支えた。
プエルトリコ男子はゴンザレスの外角が光る
男子プールBのプエルトリコは、ベネズエラに21-17、ブラジルに21-13で勝って全勝。ブライアン・ゴンザレスがベネズエラ戦で9得点(2ポイントシュート4本)、ブラジル戦で11得点(同じく2ポイントシュート4本)を挙げた。3x3ではアークの外からのシュートが2点になる。その外からの得点が、2試合とも勝ちを引き寄せた。
ブラジルはプエルトリコに敗れたあと、ベネズエラに17-16で競り勝ち、1勝1敗で準々決勝に進んだ。
キューバ女子がチリを1点差で破る
3日目で目を引いたのは女子プールCだ。キューバがチリを14-13で破り、続くメキシコ戦も追う展開から18-17で逆転勝ち。プール全勝で準々決勝に進んだ。
中心にいたのはアニスレイディ・ガリンド。チリ戦で10得点・7リバウンド・6ハイライト、メキシコ戦でも8得点を挙げた。キューバは予選から数えて5連勝となった。チリは敗れたものの準々決勝に進み、メキシコは決勝トーナメントに届かなかった。
アルゼンチン男子は延長でチリを振り切る
男子プールDのアルゼンチンは、スリナムに20-10で勝ったあと、チリとの一戦は大接戦になった。チリのマウリシオ・セラーノが2ポイントシュートを決めて18-18とし、試合は延長へ。最後はアルゼンチンのアレホ・マッジが決勝点を入れ、20-19で勝ってプール全勝を決めた。
チリもこのプールから準々決勝に進んだ。予選を勝ち上がってきたスリナムは、ここで大会を終えた。
地元エルサルバドル女子も準々決勝へ
3日目の最後の試合では、地元エルサルバドルの女子がベネズエラに21-14で勝った。グアダルーペ・バスケス・エレーラが8得点を挙げ、地元チームが白星で3日目を締め、準々決勝進出を決めた。
3日目を終えて準々決勝進出が決まったのは、全勝の4チームに加え、ブラジル男子、エルサルバドル女子、チリの男女。残りのプール戦は4日目に行われ、準々決勝の残りの顔ぶれと組み合わせが決まる。
コートの外では指導者向けの講習会も
FIBA は大会に合わせ、サンサルバドルの国立体育館(Gimnasio Nacional José Adolfo Pineda)で、指導者向けの3x3コーチングクリニックを10月30日と31日の2回開いている。講師はスロベニアのアレシュ・クンツとマティッチ・ビディッチ。クンツは5人制と3x3の両方で代表を経験し、第1回の FIBA 3x3 ヨーロッパカップで銀メダル、チーム・リュブリャナで FIBA 3x3 ワールドツアー・ファイナルを2度制した。ビディッチは数年にわたりスロベニアの3x3代表を率い、各年代でメダルを手にしている。
10月29日には、各国の広報担当者向けに SNS と取材対応の講習会も開かれた。エルサルバドルのバスケットボール連盟(FESABAL)との共催で、アメリカ大陸での3x3の広がりを後押しする取り組みとなっている。
近くのコートで3人そろったら、Rokyu+ で相手を探せます。