決勝は男女とも米国対カナダ
10月28日からエルサルバドルの首都サンサルバドルで開かれていた FIBA 3x3 アメリカップ2026が、11月1日に最終日を迎えました。男女の決勝はどちらも米国とカナダの顔合わせ。男子は米国が勝って3連覇、女子はカナダが米国を破って優勝しました。米国バスケットボール協会(USA Basketball)とカナダ・バスケットボール協会の発表をもとにまとめます。
| 部門 | 決勝 | 優勝 | 準優勝 |
|---|---|---|---|
| 男子 | 米国 21-15 カナダ | 米国 | カナダ |
| 女子 | カナダ 21-12 米国 | カナダ | 米国 |
男子:フレデットが最後の7点を一人で
米国男子はライリー・バティン、ヘンリー・カルーソ、ジマー・フレデット、ミッチ・ハーンの4人。予選からの5試合を全勝で終え、3大会連続、通算5回目のアメリカップ優勝です。カルーソとハーンは2024年からの3連覇すべてに加わっています。
勝ち上がりは楽ではありませんでした。
- 準々決勝:メキシコに21-16。追われる展開から、フレデットが2ポイント3本を含む6連続得点で15-11と抜け出しました
- 準決勝:ブラジルに17-13。守り合いで10分を使い切る試合になり、フレデットの2ポイントで10-7とした残り3分25秒から突き放しました
- 決勝:カナダに21-15。序盤に9-3とリードし、4点差まで詰められたところでフレデットがチームの最後の7点をすべて決めました。決勝点はボードに当てた2ポイントです
フレデットは決勝で13点を挙げ、1試合平均8.2点で大会MVPに選ばれました。
敗れたカナダ男子にとっては、アメリカップの男子で過去最高の成績となる銀メダルです。準々決勝で開催国エルサルバドルに21-18、準決勝でプエルトリコに21-18と、続けて3点差の試合を勝ち抜きました。コナー・ヴリーケンは大会ベストチームに選ばれています。ジェローム・デロジエは「2028年のロサンゼルスでメダルを取りに行く。もっとやれるのは分かっている」と話しました。
女子:カナダが前回の決勝の借りを返す
2025年の女子決勝は、米国がカナダに21-19で競り勝っていました。今年のカナダはペイジ・クロゾン、キャサリン・プルーフ、ミシェル・プルーフ、カサンドラ・ブラウンの4人で、予選はエルサルバドルに21-6、ベネズエラに21-7。準々決勝でチリに18-10、準決勝でコロンビアに21-11と、相手を11点以下に抑え続けて決勝へ進みました。
決勝は米国のジェームズが最初の3点を決めて3-1とリードしましたが、カナダがすぐに逆転し、10-5まで広げます。米国のジョンソンとパワーズがゴール下に攻め込んでも、カナダの高さを崩しきれませんでした。最後はクロゾンが決めて21-12。カナダは決勝の序盤を除いてリードを保ち続けました。
大会MVPはミシェル・プルーフで、計42点を挙げて大会ベストチームにも入りました。クロゾンは「試合ごとに前へ進めたことを誇りに思う。2028年のロサンゼルスへ向けて一歩ずつ進んでいる」と話しています。
米国女子は準々決勝でパラグアイに21-18、準決勝でキューバに21-17と、ともに終盤にシドニー・テイラーが決勝点を挙げて勝ち上がりました。テイラーはアメリカップ初出場で1試合平均6.8点を挙げ、大会ベストチームに選ばれています。米国女子のアメリカップでの銀メダルは2回目です。
3x3はロサンゼルスへ
カナダの男女の選手がそろって挙げたのが「2028年のロサンゼルス」でした。アメリカ大陸の強豪にとって、今大会は2年後の五輪へ向けた力試しの場にもなっています。3人対3人でゴール1つを使う3x3は、近所のコートでも同じ形で遊べるのが良いところです。
近くのコートでボールをつきたくなったら、Rokyu+ で探せます。