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開志国際・恒岡ケイマン、渡米と帰国の2年 ウインターカップ新潟予選へ

2026-10-21・Rokyu+ 編集部

開志国際・恒岡ケイマン、渡米と帰国の2年 ウインターカップ新潟予選へ
写真: 月刊バスケットボールWEB(写真/中川和泉)

10月20日に出たインタビュー

月刊バスケットボールWEBが10月20日、開志国際高校(新潟)の3年生・恒岡ケイマンのインタビューの冒頭を載せた。『月刊バスケットボール2026年12月号』に載る記事の一部で、アメリカの高校へ移ってから開志国際へ戻るまでの約2年を本人が振り返っている。インターハイで1試合57得点を挙げた197センチのオールラウンダーは、どんな道を通ってきたのか。インタビューと、これまでの報道からまとめる。

ポートランド生まれ、京都育ち

恒岡はアメリカ・オレゴン州ポートランドの生まれ。小学2年生のとき、父の仕事の都合で京都へ移った。最初に覚えた言葉は英語で、来日したばかりの頃は周りの話が分からず苦労したが、友達と遊ぶうちに日本語を身につけたという。家の前にゴールがある暮らしから、ゴールの少ない京都の街へ。もっとバスケがしたくて、小学3年生でミニバスに入った。

中学は京都インターナショナルスクールに通いながら京都ハンナリーズU15でプレー。1年生のときに京都精華学園中を破って全国大会に出て、これが本人にとって初めての全国だった。U14・U15のナショナルキャンプでは、本田蕗以(福岡大附大濠)や中村颯斗(東山)、いまのチームメートの髙橋歩路らと出会い、同じ世代の力に刺激を受けた。3年生では、指導を受けてきた佐々木和子コーチが立ち上げたクラブ「KYOTO DREAMERS」へ同期と移っている。

フィッシャーの誘いと、富樫コーチの3か月

中学2年の頃、開志国際の富樫英樹コーチから声をかけられ、卒業後は開志で日本一を、と思い描いていた。進路を変えたのは、NBA選手を育てることを目指すプロジェクト「GLOBALLERS」だった。中学3年でアメリカ遠征に参加し、4期生として留学の奨学金を得た。迷った末の決め手は、元レイカーズのデレック・フィッシャーがヘッドコーチを務めるクレスピ・カーメライト高から誘われたことだという。

進学を直前で断る形になったが、富樫コーチは渡米までの約3か月、開志国際で面倒を見ることを申し出た。選手登録をしないため公式戦には出られず、カップ戦などでプレーした。初めての寮生活やチームメートとの日々について、恒岡は感謝しかないと振り返っている。

渡米後に待っていたのは、1年間は公式戦に出られないという現実だった。その試練を越えて名前が知られ始めたところで、開志国際へ戻ることを決めた。

「このために帰ってきた」インターハイ

戻ったのは今年3月。理由の一つが福岡大附大濠だ。開志国際は昨年のウインターカップ3回戦で大濠に延長の末に敗れ、恒岡はその試合を映像で見て悔しさを募らせた。バスケットボールキングの取材には「このために(日本に)帰ってきた」と話している。

インターハイ準々決勝の北陸学院戦でボールを持つ恒岡ケイマン
インターハイ準々決勝の北陸学院戦でボールを持つ恒岡ケイマン 出典: バスケットボールキング

自身初のインターハイでは、2回戦から登場したチームの中心として数字を残した。8月1日の準決勝で大濠とぶつかり、第1クォーターを26-13とリードしたが、第3クォーター終盤に逆転され74-82で敗れた。

試合結果恒岡の記録
3回戦 八戸学院光星勝ち57得点18リバウンド5スティール
準々決勝 北陸学院101-87で勝ち27得点12リバウンド4アシスト
準決勝 福岡大附大濠74-82で負け31得点(ゲームハイ)

秋はトップリーグD2、そして冬へ

秋はU18日清食品トップリーグのディビジョン2を戦っている。10月4日の山形中央戦では15分の出場で15得点。チームは123-54で勝ち、4戦全勝でグループAの首位に立った(10月5日のNST新潟総合テレビの報道時点)。試合後には「高校ナンバー1プレイヤーをつかみ取る」と目標を掲げた。

10月19日まで青森で行われた国スポのバスケ少年男子では、新潟が準優勝。インタビューにも出てくる2歳下の弟・恒岡チャールストン(開志国際1年)が、準決勝の岐阜戦(延長の末92-90)で31得点、決勝の福岡戦(79-95)で20得点を挙げた。

ウインターカップ2026は12月23日から29日まで、東京体育館と京王アリーナTOKYOで開かれる。新潟県は北信越ブロック大会優勝の枠を合わせて2校が出場でき、男子の代表は11月3日の決勝リーグで決まる予定だ。インタビューの題にある「その意味を絶対に証明したい」という言葉を、冬の舞台で形にできるか。

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